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        『永平寺の修行僧』
本日はご来訪いただきまして、ありがとうございます。
拙寺のある越生町では、先日の雪がまだ日陰に残っており
朝晩は天然冷蔵庫といった感じです。今月は果たして何回
雪が降るでしょうか。

ところで、曹洞宗大本山のひとつ『永平寺』は37年ぶりの
大雪に見舞われた福井県にあります。永平寺では、今月の
半ばから4月にかけて、新しい修行僧がその門を叩きます。
(これを「上山する」と言います。)

さすがに人が通るところは、雪かきがなされているとは
思いますが、例年より多い雪が残る中、永平寺の山門で
修行の許可が出るまで、草鞋のまま立たされるのです。
大本山永平寺で「上山」始まる -福井新聞-

そのことを考えると、埼玉県の雪はたいしたことが無い
のかも知れません。心して、雪かきに励みます。



    今月のお花:『椿(ツバキ)』
今月ご紹介するのは、先月の蝋梅に続き「雪中四花」
ひとつ、椿です。写真はまさに「雪中」。真っ白な雪に
艶やかな葉の緑、花の赤の組合せは、冷たい空気の中で
すがすがしくてきれいですね。

椿は境内のあちこちに咲いておりますが、本堂下にある
「心字池」のそばに大きな樹があります。今年はお花が
小さいためか、またはお花の数が少ないのか、今一つ赤が
目立たない印象です。

椿は邪気を払うと言われて、昔から神社やお寺の境内に
よく植えられてきたそうです。常緑樹なうえに、真冬に
華やかな花を咲かせ、実からは良い油が取れる椿。
昔の人が特別な力を感じたのも、わかる気がします。